ランドカジノとは?IR法案と一緒に世界のランドカジノを検証

ランドカジノとは皆さん聞いたことがありますか?

日本でも通称IR法案の可決と共に世界のランドカジノの運営方法や統合型リゾートの在り方についても注目が集まっています。

近い将来に展開されるであろう日本のカジノ施設の考察と共に世界のランドカジノの状況についても調べてみました。

ランドカジノとは一体?

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早速ですがランドカジノとはなんでしょうか。

よく聞くカジノとは何が違うのでしょうか。

実はカジノの運営体形は2種類あります。

「ランドカジノ」と「オンラインカジノ」です。

この2つの違いは店舗を持つか持たないか。

まず「ランドカジノ」は皆さんが良く想像するラスベガスや香港などにあるカジノの事です。

特徴はカジノだけではなく一大観光地として機能していること。

カジノエリアももちろんありますが、併設してホテル、レストラン、映画館、ショッピングモール、さらには噴水ショーやサーカスの舞台、遊園地など、そこにいるだけで何日も遊べてしまうような一大施設となっていることです。

観光地としての機能を果たしているので、その地域の経済活性化にも一役買うことができます。

それと対照的に「オンラインカジノ」はその名の通りオンライン上で楽しむことができるカジノ。

もちろん店舗はもたず、プレイヤーはインタネットを介して世界中からログインし遊ぶことができます。

ランドカジノとは違い観光的な要素はありませんが、手軽にどこからでも遊ぶことができるため、特にこのコロナ禍での外出自粛、渡航規制が強いられている今、急速に利用者が増えています。

また店舗を持たない為、経費を抑えることができ、プレイヤーへの還元率(ペイアウト率)はランドカジノより高くなっています。

ランドカジノ:日本にもランドカジノができる?

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「IR推進法」という言葉、ニュースで聞いたことがありますか?

正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」というそうですが、ここではIR推進法(カジノ法)とさせていただきます。

この法案は2016年12月に法案可決されたのですが、これにより日本のカジノ施設の設置を推進することに、はじめて法的な根拠が与えられることになりました。

この法案の主な目的はこの3つ。

・「特定複合観光施設」をつくることで、観光・地域経済を振興させ、財政の改善を促すこと

・「特定複合観光施設」とは、カジノ施設以外にも会議場施設、レクリエーション施設、展示施設、宿泊施設などが一体となったもの

・カジノ設置・運営に関する必要な規制・措置を政府は作らなければならない

これはまさに海外のランドカジノのように一大統合施設を作り、経済を活性化させようという目的があります。

今までも複合型施設はありましたが、その中にカジノが含まれることはありませんでした。

ですが今回のIR推進法で初めてカジノについても言及され、日本にカジノ施設を作ることができるようになったのです。

本来は2020年開催予定だったオリンピックに合わせる予定でしたが、現在も誘致先を絞るなど協議が続いており、現実的に日本で見ることができるのはまだ数年先になりそうですね。

ランドカジノ:世界のランドカジノについて

残念ながらまだ日本にはランドカジノができていないので、世界のランドカジノの状況をみながら検証してみましょう。

ラスベガス

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ラスベガス1990年代以前はカジノを中心にビジネスを行っていましたが、総合エンターテイメント路線に転換し、今では全体の収益におけるカジノの割合は縮小しています。

代わりに、飲食やショー、イベント、宿泊が収益の半分以上を占めています。

カジノをきっかけに一大観光地い成長した成功例ともいえますね。

テーマパーク型のホテル、人気アーティストのコンサートやシルク・ドゥ・ソレイユといった大型イベントを誘致し、国内だけでなく世界中から観光客を惹きつけ続けています。

マカオ

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マカオはラスベガスとは対照的にカジノに特化したモデルです。

カジノの収益の割合は全体の7割以上で、さらにその7割近くをVIP客向けの高額カジノが占めています。

高額カジノの利用者の多くは、中国人をはじめとするアジアの富裕層。

一晩で数百~数千万円を使う一部のVIP客に依存する収益モデルとなっているため、収益的な観点からはリスクも大きいでしょう。

日本のIR推進法はマカオスタイルではなく、どちらかといえばラスベガスのようなスタイルを目指しています。

シンガポール

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2010年に2つの施設がオープンしたシンガポールのモデルは、ラスベガスとマカオの中間といえるでしょう。

収益全体の中でカジノが占める割合は約半分となっており、カジノによる収益比率が大きくなりすぎないよう規制によって管理されています。

これまでのところ、観光客の誘致に成功し順調に収益を拡大させているものの、中国人富裕層が収益面で大きな影響をおよぼす点はマカオと同じです。

以上の3つの地域から考察するに、日本が目指しているのはラスベガス、シンガポールのようにあくまで観光産業につなげていくための足掛かりとしていきたいですね。

ランドカジノはカジノとしての要素だけではなく、世界的に観光地としてアピールし、経済活性化につなげられるというメリットがあります。

カジノと聞くと日本では違法という意識が強いかもしれませんが、しっかりとルールを作ることによって統合型リゾートとしての経済効果は莫大なものになります。

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